デモやパレードを、しよう

社会に向けて言いたいこと、我慢していませんか?

わたしには社会に向けて言いたいことがいくつもあります。

そんなひとたちで集まって歩ける場を用意したい。そんな思いで、デモやパレードを企画しています。

あなたも社会に向けて言いたいことを掲げて、歩いてみませんか?

進行中のアクション

現在計画している行動はありません。

過去のアクション

わたしの思い

わたしは「りょう」といいます。

かいつまんで言うと、MtFトランスジェンダーで、バイセクシュアルです。権力の使い方が適切でない(と思われる)ひとが好きではありません。

わたしがこのデモをしようと思ったきっかけは、大阪で震災瓦礫の受け入れ反対の運動を展開しておられた方々が明らかに不当な理由で逮捕・監禁される事件が発生したことでした。「言いたいことを言いたい場所で言うことが赦されない社会になろうとしている」と感じました。

わたしはデモが好きです。ひとりでは言いにくいことでも、だれかといっしょなら言える。もちろん、「だれかといっしょでなければ言えない」と感じることや、そう感じることを「社会」のせいにすることには反対です。だからこそ、わたしがデモを主催して、わたし自身が「だれもがいつ、いかなる場所でも自身の主張を展開できる方がいい」という主張を行動で示したいのです。

ところが、個人個人の主張が同じ場所に集うためには、「相手の主張に耳をかたむける」ということもしなくてはいけません。このことは、同じ問題にかかわっているひとの間でも同じです。たとえばわたしが親しんでいる性的マイノリティーの分野では、「性同一性障害は病気として扱われるべきだ」と主張するひとがいる一方で、「同性愛が病気だと言われなくなった文脈を踏まえれば、性同一性障害は病気ではなく、性別を替えて生きることそのものが「ふつうのこと」として(あるいは「権利」として)認められるようになるべきだ」と主張するひとがいます。社会に生きるということは「絶対に同じ場所にいられないような主張をする相手と隣り合わせになる」ということなので、家庭や学校、職場など、あらゆる場所でおたがいに少しでも快適に生きるためには、必然的に、「聞く」「理解する」ことを通じて「落としどころを見いだす」ということが必要です。

話が長くなりましたが……このデモは、だれがどのような主張をしてもよい場にしたいと思っています。でも、ただ言うだけではなく、デモを共有する他のひとの主張を見て、聞いて、できれば話をして理解し、対立するような主張をする相手とでも落としどころを考える、そんな場にもしたいとも思っています。

ご参加にあたって

  1. プラカードをご持参ください。当日にご参加いただけない方でも、せっかくですので、友人知人にお願いして掲げてもらってください。
    プラカードの作り方
  2. チラシをまかれたい方は、好きなだけまいてください。当日にご参加いただけない方でも、主催者までお送りいただければ何らかの形で協力できるかもしれませんので、ご連絡ください
  3. 他の参加者は、あなた同様、自身の問題意識をお持ちで参加なさっています。もし不快な主張、理解しかねる文言を目にすることがあっても、けっして感情的に攻撃なさらず、意味や意図を読み取る努力をしてください。どうしても、という場合は、直接話しかけ、その方がおっしゃることを理解し議論するよう心がけてください
  4. 参加者の中には、やっとの思いでお越しになっている方も少なくありません。安易に話しかけたりせず、経緯と謙虚さを忘れずに交流してください。
  5. メガホンやギター、ラジカセ、その他楽器等をご利用いただいても構いません。ただし、その際は他の参加者との物理的ないしは心理的な距離をはかってください。静かに歩きたい方もおられるかもしれません。
  6. 食事やトイレ、喫煙等のためにコンビニやスーパー、喫煙所などを適宜ご利用ください。事前に目星をつけておくと、当日にあせらず歩けます。
  7. 通行人の方や沿道の住人の方とトラブルが起きた場合は、どこで何が起きたのかを把握したいので、かならず主催者をお呼びください。できるだけ多くの方でいっしょに対応しましょう。ただし、主催者にまかせっきりにすることだけはやめてください。
  8. 参加される方は、不特定多数の方によって写真や映像に必ず記録されるとお考えください。たとえば顔をインターネットに公開されたら困る方は、マスクと帽子を装着するなど、ご自身で対策なさってください。
  9. 主催者はただの市民です。取れる責任と取れない責任とがありますので、あまり過信せず、ご自身の責任についてもよくお考えになったうえでご参加ください。
  10. 警察の道路使用許可は必要がないので取りません。
  11. 主催者は、プラカードで「これは、あなたとわたしが社会に向けて言いたいことを言うデモです」という趣旨の文章を掲示しながら歩きます。

プラカードの作り方

表現方法として一般的な、プラカードの作り方を紹介したいと思います。

  • プラカードは、目が見えないひと、見にくいひと、言語や教育の障壁によって文字が読めないひとなどには届きにくい表現方法です。
  • 作り方を説明した画像を追加する予定ですが、主催者の都合によってはこのままです。あしからずご了承ください。
  1. A4よりも大きな紙を用意します。
  2. 水性マジックを用意します。油性だと裏にうつるので避ける方が無難です。
  3. 言いたいことを、できるだけ大きな文字で、できるだけ簡潔に、紙に書きます。
  4. 書けたら、紙をダンボールに貼ります。のりでもセロハンテープでもかまいません。
  5. ダンボールのほか、百均ショップで売られている透明のプラスチックケースに入れてもよいでしょう。
  6. 風に吹かれても片手でかかげられるようにしておくことが大切です。

たったこれだけです! さぁ、かかげて歩きましょう!!

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