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中医学

中医臨床・弁証論治トレーニング第124回回答

中医臨床への投稿が拒否されてしまったので、悔しまぎれでここに書いておきます。弁証論治トレーニング第124回、わたしの回答は陰虚火旺。さあどうか。

鍼灸専門学校に合格し、2025年入学見込になったので、前回出題時に「まだ入学前ですが投稿させてください」と頼んだところ、「学生になられから投稿してください」と(当然のことながら)拒否されてしまったので、悔しまぎれでここに書いておきます。回答例は次号。さあどうか。

中医臨床・弁証論治トレーニング第124回出題:「夜間の胸苦しさ」

私の回答

脾腎両虚証(脾>腎)、陰虚火旺。既往歴から、元々肝鬱・脾虚傾向があったとみる。3月発症であることから、環境の変化による肝鬱→脾虚湿盛、または加齢による腎虚により、清津が不足して傷陰に至った。針は湧泉、照海、復溜、章門、内廷、陰陵泉、京門、中脘、中極。中薬は酸棗仁湯、牛車腎気丸。

処方の意図

標治として、QOLを上げるために、虚火に焼かれた胃腸と熱された肝(または肝気鬱)を早めに瀉したい。可能であれば、同時に腎陰を補い、本治としたい。

感想

弁証にはかなり自信があるが、処方にはまだまだ力不足を感じる。針に関しては、穴が絞りきれていない。中薬については、針に輪をかけて研鑽不足で、処方がポンと出てこない。まずは、どちらも70点ぐらいの処方がパッと出てくる水準を目指したい。

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