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日記

金𫞂日に金玉摘出

グッとして!

気がつくと、そこは病室だった。

という感じで、ふと目覚めたら寝かされていた。頭がぼんやりしてなんとなく気持ち悪い。1時間半ほど経っていたと思う。3週間経ってすでにうろ覚え。

動くに動けずぼんやりしていると、足音が近づいてきた。

先生) あ、起きてる。水飲む? 持ってくるわ。

先生はすでに上半身を高校生のジャージみたいな黒い服に着替えていた。今日はもう終わりだ!という雰囲気。

コップにストローを挿して持ってきて(楽飲みちゃうんかい)くれて、ベッドの背を少し起こしてくれた。一瞬起き上がると、少し体が揺れた。去り際に「携帯使うか? 若い子はみんな携帯くれって言うんだ」と言ってカバンを取ってくれた。

「もうちょっと寝ときなさい」と言って先生は去って行った。

30分ほど経ったころにまた先生が来た。「立ってみて」と言うので立ってみると、ほとんどなんともなくなっていた。

先生) 今パンツにガーゼ入ってるでしょ。ちょっと見せて。

見せた。

先生) よし、ちゃんと血は止まってるね。それしばらくつけといて。(自分の股間を両手で持ち上げて)「グッ」と押さえてね! 「グッ」と。

緩めのパンツと裾の長い服で来てよかった。手のひらぐらいの厚さのガーゼを挟んだ股間を人目に晒しながら道を歩くのはつらい。

先生) これ、薬ね。頓服の痛み止めと、抗生剤と、胃薬。ここ(袋)に書いてあるから。じゃあ、着替えたら出て行っていいから。

そう言い残して先生は出て行った。まだなんとなく揺れる気がするけどな……と思ったので、試しに靴下を履くことにした。そしたら、ふつうに履けた。安心して服を着た。

玄関に出て受付の方の前で靴を履いていると、先生がやって来た。何を話したか忘れてしまった。

「金𫞂日に金玉摘出」への2件の返信

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