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AppleとGoogleって任天堂とソニーっぽいよね

AppleにはiPhoneというハードがあって、

GoogleにはAndroid搭載端末というハードがある。

iPhoneにはAppStoreがあって、

AndroidにはPlayストアがある。

AppStoreもPlayストアも各ハードのアプリケーションのほぼ全てを提供していて、iPhoneとAndroid搭載端末はそれらのアプリケーションを使わなければスマートフォンの機能を果たさないようになっている。

これ、任天堂とソニーに似てる。

任天堂にはファミコンやWiiやSwitchがあって、ソニーにはプレイステーションがある。各ハードには各ハードの特色があって、ゲームソフトはハードに合わせて作られていた。

ハードの勃興

ゲームの分野では、いろんなハードが勃興した。たくさん生まれ、多くは消えた。

スマホの分野でも同じことが起きた。かつて日本の携帯電話「ケータイ」は「ガラパゴス」と呼ばれるほど多種多様だった。機能や操作方法に各社で特色があって、悪く言えばまとまりがなく、使いづらかった。

わたしは携帯を3度ほど買い換えた時、思った。

共通のOSを作ればいいのに。そうすれば開発コストが抑えられて端末を安くできるし、使いやすくもなる」

WindowsCEやWindows Phoneが使いやすくならないままぐだぐだだった頃、iPhoneが発売され、ほどなくしてAndroid端末(ドコモのHT-03A)が出た。iPhoneの人気が気に入らずパスしてAndroidを待っていたわたしは、すぐさまこれを買って「使う楽しさ」を堪能した。

iPhoneとAndroidの人気は凄まじかった。AppleにはMacというパソコンでそこそこシェアがあったし、洗練されたUIも魅力的だった。Androidは優れたウェブアプリケーションを提供するGoogleが母体で、よく知らないけど、オープンソースであることをうまく営業力に結びつけたんだろう。知らんけどとにかくシェアを伸ばした

RIM(リサーチインモーション)のBlackBerryは今は風前の灯で、Windows Mobileは消えた。

寡占と下克上

iPhoneとGoogleは、AppStoreやPlayストアでソフトウェアを頒布する代わりに、マージンを取る。最大で3割ほど取るそうだ。

それに対して、ついに「高い」と声を上げる開発元が現れた。フォートナイトがそれだ韓国政府も対策に乗り出した。他にもあった気がするけど忘れた。

寡占状態になれば殿様商売がまかり通る。携帯業界のドコモやauがそうだった。改善には法の規制が必要だった。

AppleとGoogleも、その地位を手に入れた。「スマホ、何使ってる?」という問いには「iPhoneのどのバージョンかどの会社のAndroidか」を答えることが当たり前になっている。

いきおい、開発者は、それらのどちらかか両方に対応することになる。言い換えると、「どちらかに対応すれば広く認知され使われる」という方針を採ることになる。

今回、マージンを回避する試みがAppleとGoogleに拒絶された。それはそうだ。前例を認めたら儲けや覇権に綻びが出るからだ。「ストア以外の方が安い」と広く知られるのは避けたい。

寡占の利便は不便へ至る

AppleやAndroidは、今のところは便利だ。Android搭載端末は各社特色を生み出し、多様なスペックで提供している。iPhoneは質を大きく落としたとは言えまだまだ実用的だ。

ところが、寡占や独占は競争相手を減らすため、質の低下や停滞が起きても目立ちにくい。発展しづらくなる。やがて、不便さが現れてくる。実際に、開発者にはマージンとして大きく立ち現れた。

ライバルが必要だ

「マージンを取らないアプリストア」を作ったらどうだろうか。

たとえば、儲けを投資に回してもらう。マージンを強制徴収して経営基盤に組み込むのと、「儲けたら、ストアの運営に貢献してください。もしくは、株主になってください」とするのと、どちらがストア運営者のリスクが少ないか。どちらがより儲けられるか。

何か「革新的な」プラットフォームを提供できる企業がOSやハードを作ったら、頼もしい。Huaweiが筆頭と言える。

競争は、使う側には不便でも、安全だ。情報を当局に流す企業を捨てて別の企業に乗り換えられるのは、平和を守るためには必要だ

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