カテゴリー
ジェンダー

「女か男か」があなたを引き裂くのなら

ノンバイナリーをテーマに書いてみた詩です。

女をやめたっていい
男をやめたっていい
どんな理想像に向かって
どんなに耐え忍んだって
「女か男か」があなたを引き裂くのなら

恋をして 告白して 付き合って 結婚する
無数のルールを守りながら生きている
滑稽で仕方ないよ
誰かが敷いたレールを一所懸命走るなんて

かく言うわたしも必死で走ってた
「普通」のレールを戸惑いながら生きていた
脱線して知ったんだよ
誰かが決めたルールを守らされていたって

「女」か「男」には決して見えない
世界の楽しみ方がある
「普通」に耐えられなくなったなら出ておいで
世界の豊かさを見せてあげる

女をやめたっていい
男をやめたっていい
どんな理想像に向かって
そんなに耐え忍んだって
「女か男か」に打ちのめされるぐらいなら

結婚は国があなたを縛るもの
恋愛のゴールだなんて嘘なんだ
性別も国籍も国が決めた制約なんだぜ
官製のゲームはなんてクソなのか!

女をやめたっていい
(女のままでも)
男をやめたっていい
(男のままでも)
そんな理想像に向かって
どんなに耐え忍んだって
「女か男か」があなたを引き裂くのなら

#バラード。メロディーはほぼできている。伴奏はピアノがメインか。雰囲気は黒沢健一『Grow』『This Song』、楽器の構成はゾンビーズ『I’ll call you mine』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください