自宅のどこからでも音楽が流せるようにするために、自宅のFreeBSDにicecast(音楽ストリーミングサーバー)のインストールを試みている。
余っているスマホにオーディオインターフェースをつないだり、Bluetoothスピーカーにつないだりすれば、音楽ファイルを直接スマホに入れなくてもいいスピーカーで音楽を流せる、というわけ。
サーバー上の音楽ファイルはSambaで共有し、LAN内のWindows PCから手作業で送り込む。音楽ファイルはOneDrive上にあるので、PowerAppsでフローでも作ればOneDriveのファイルを更新するだけでサーバー上のファイルも更新されるようにできるかもしれないけど、実現可否がわからないので当面は手作業で更新する。
※音楽サブスクに頼る気は一切ない。GoogleがDon’t be evil.の原則を破っていることが明白な時代に、音楽サブスクのプラットフォームが同様の手のひら返しをしないとは考えられない。それに、本当に聴きたい曲はサブスクにない。「サブスクなら何でも聴ける」と言っている人には、もっと広い世界に歩み出てほしいと思う。実はネットは大して広くない。所詮ネットも現実世界の一カテゴリーなんだから。
閑話休題。
icecast起動時の警告
# service icecast start
Starting icecast.
# [2022-10-14 21:09:14] WARN fserve/fserve_recheck_mime_types Cannot open mime types file /etc/mime.types
/etc/mime.types が開けないと言っている。パーミッションの問題ではなく、現物がない。
見ての通りログレベルは警告で、起動は成功するものの、気持ちが悪い。mime typeがいい加減に処理されてファイルがうまく再生されないかもしれないし。
すかさず /usr/local/etc を見るも存在せず、
# find /etc /usr/local/etc -name mime.types
# find /etc /usr/local -name mime\*
などとやっても全然見つからない。
解決策
mime-support をインストールすればOKです。
# pkg install mime-support
または
# cd /usr/ports/misc/mime-support
# make install clean
すると /usr/local/etc/mime.types が作られます。
ちなみにicecastは起動時に /etc/mime.types を読みに行くので、そこからのリンクを作っておきます。
# ln -s /usr/local/etc/mime.types /etc/mime.types
これで警告なくicecastが起動できました。
pkging から入れるか ports から入れるかはサーバーの運用方針に合わせて選んでください。